さあ、俺と秘密をはじめよう
星名といい雰囲気のところを尚弥がぶち壊した。
「おーい、そこのお二人さんラブラブ中のところ申し訳ないんだけどさー」
ら、ラブ…ラブ…
「ら・・ぶ…って、お、俺と星名はそんなんじゃn…ねーよ…」
星名は両手を横に振る。
「え?違うのか?」
俺と星名は尚弥の言葉に首を縦に振った。
「そうそう!」
「マジで?付き合ってねーのかよ?」
身から乗り出す尚弥に俺たちは
「「付き合うってどこに?」」
?を浮かべ傾げるとさっきまで話し声がしてた教室とたんに静寂した。
「天然か?あいつら?それともわかって言ってるのか?」
「水野先生、あれは多分前者だと思います」
「昌太君の言う通りだと思いますよー。しかも陽君はともかく、爽歌さんも鈍感かと思いますー。しかも、かなりの」
「「・・・・・・・・」」
「まさに、類は友を呼ぶね…」
尚弥たちは知砂の言葉に頷く。
尚弥たちの間でそんな会話があったことも知らない俺と星名はほのぼと談笑していた。
「それで作戦はどうすんだよ?」
「俺の権限であのハゲ野郎をクビまたは懲戒免職してやろーか…」
どす黒くにやりとする水野先生に周りは後ずさる。