愛される奇跡

part3

*クラス*

入学式がおわり、さきちゃんとクラス分けを見に行った。


「あった！私２組だよ？あいかちゃんは？」


「うわっあたし、５組。離れちゃったね」


「おんなじ校舎だし、会えるから大丈夫だよ」


「そぅだよね」

私たちはそれぞれクラスに
向かった。

クラスは全部で７クラス。
１クラス30人前後だった。
そのなかで男の子が
いるクラスは1組から3組まで
私のくらすには
男の子はいなかった。

『共学だけど、教室は女子高だね。まぁがんばろっ』

ちょっとだけ男勝りな
私は、少し不安だった。


『今日からこのくらすかぁー。ちゃんと友達できたらいいなっ』

クラス全体を見てみると
すっごくかわいいこや
ちょっと地味なこ
性格悪そうなこ
おとなしそうなこ
様々なジャンルのこがいた。

『あの子可愛いなぁ。名前なんていうんだろう』

なんて考えてたら
先生がきた。

『担任男かよー。しかもちょいこわっ。』

すこしぷっちょな感じの
男の先生だった。

「えー。担任の西川といいます。よろしくおねがいします」


『ハキハキしてるなぁーってか声でかっうるさいしー』


「いまから１０分間休憩とりまーす」


『休憩かぁ誰かに話しかけてみよっかなー』


「あいかちゃーん」

廊下から声がするから
みてみたら、さきちゃんだった。

「こっちきなよっ一緒に話そっ」


廊下に行くと
さきちゃんは私のクラスのこと話をしていた。

『さっきの可愛いこぢゃん。』

「さきちゃん友達？」

私がきくと、

「中学校が隣町だったんだっ山下蘭（やましたらん）ちゃんでぇーす」

と、さきちゃんが
答えた。

私は
「蘭ちゃんか同じクラスだねっよろしくねっ」

と言うと

「らんでいいよっよろしくねっ」
と、いった

「そうだね、もうみんな
名前でよばなきゃね
あいかちゃんはあいかでいい？あたしらは呼び捨てでいいよ」
とさきちゃんがいった

「いいよっわかった！」

さきとらんは元々
なかがよかったらしい
私はらんとよく話すようになった。