女子高生スープ
「売ってくれよ。1リットル1000円でどうだ?


なあ…うってくれよおおお」




もはや常軌を逸している男の眼。




しかしそんなものを売るはずがない。




大事な妹だ。




その妹をたとえお風呂のお湯だろうとも
このサイコ野郎に売るつもりはない。




小さいころから一緒に遊んだり
喧嘩をしたり




妹との思い出は数限りない。




その妹がやっと高校生になったというのに
こんな超変態に眼をつけられるとは…




俺は妹の不幸を思うと
心が痛んだ。
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