俺の彼女。

何を考えているのか
さっぱりわからなくて

俺は目を見開き
呆然としているしかできなかった。



「何で、そんなに
勉強するんですか?」


「行きたい大学がある。
絶対に叶えたい夢がある。」



そう答えた俺に



「先輩って、馬鹿だなぁ。」



彩花は堂々と
俺にそう言い放ったのだ。
< 7 / 43 >

この作品をシェア

pagetop