遠恋～ﾊｰﾌ×ｲｷﾞﾘｽ人
改めて各々が席に着いた
怜の横に私が座って
目の前には怜の友人の3人が座った
それからは自己紹介をし直して他愛のない話が始まった。
怜の学校生活から私たちの向こうでの話。
話すうちにみんながどれだけ怜を大切にしてくれているかが伝わった。
樹里ちゃんは怜を親友のように、妹のようにおもってくれている
広太もそれは同様のようだ
さらに、楓ははっきり好きにはなっていないということは分かった。
まあ、これからだから安心はしきれないけれど。
「そういえば、怜たちの出会いってどんなふうだったの？」
樹里ちゃんのその質問に怜と互いの顔を会わせた。
私たちは付き合いだして１年経つけど出会ってからも同じくらいしか年月を過ごしていない。
あれはたしか私が卒業した大学の教授に呼ばれた時、1年半前だったかな…
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