遠恋～ﾊｰﾌ×ｲｷﾞﾘｽ人

あのプロポーズから
早くも月日が流れ


私は今空港にいる


見送りはジャスだけ



家族とは家での挨拶で済ませた





『ジャス…』


思いっきり寂しいと分かる顔でジャスを見つめる私


はぁ、ちゃんと笑顔で出発する予定だったのに…


ダメだなぁ




『会いに行くから』


『絶対だよ?』


『うん』


『時間が空いたときいつでも電話頂戴!

ジャスはいつも忙しいから
電話していいのかわかんないから

ジャスから。

私、いつでも出るから!!』


『うん(笑)

でも、怜からも連絡頂戴。

いつかかってきても出るから』


『分かった!』