意地悪な上司にイケナイ恋心。
《9》ずるい男~耶刃side~
「相馬部長…小畑さん…具合悪そうですよ」
栗原は俺の計らいで社員旅行に参加。
夕食の大宴会では俺の隣に座っていた。
俺も栗原と同じで奈央の具合の悪さに気付いていた。
「・・・時折、咳込んでますし…夏風邪だと思います」
「…」
「相馬部長」
岸田が俺にお酌しにやって来た。
他の連中の目もあるし、なかなか奈央に近づくコトが出来ない。
岸田はすぐさま退散。
俺は岸田の注いだビールを一口。
「仲代課長にビール注いで貰ってますね…具合悪いのに…酒なんて飲んだら余計に具合悪くなる気がしますが…」
「・・・」
奈央の具合を気にかけている俺のキモチに拍車をかけるかのように囁く栗原。
そう言われてもーーー・・・
栗原は俺の計らいで社員旅行に参加。
夕食の大宴会では俺の隣に座っていた。
俺も栗原と同じで奈央の具合の悪さに気付いていた。
「・・・時折、咳込んでますし…夏風邪だと思います」
「…」
「相馬部長」
岸田が俺にお酌しにやって来た。
他の連中の目もあるし、なかなか奈央に近づくコトが出来ない。
岸田はすぐさま退散。
俺は岸田の注いだビールを一口。
「仲代課長にビール注いで貰ってますね…具合悪いのに…酒なんて飲んだら余計に具合悪くなる気がしますが…」
「・・・」
奈央の具合を気にかけている俺のキモチに拍車をかけるかのように囁く栗原。
そう言われてもーーー・・・