意地悪な上司にイケナイ恋心。
仲代課長が奈央を肩を抱いて、介抱。



「・・・」



奈央は風邪と酒で具合を悪くして壁に身体を凭れ掛けていた。




仲代課長を適当に大広間に戻して、咳き込む奈央を俺の部屋に連れ込む。




奈央は意識を朦朧とさせて…咳で息するのも辛そうだった。




俺は鞄の中からいつも常備している体温計と熱さまシートを取り出す。



奈央の汗ばむ額に貼り付けて、体温計を渡した。
俺は水分補給用のスポーツドリンクを買いに部屋を出て、エレベーターの横にあった自販機に急ぐ。
< 108 / 281 >

この作品をシェア

pagetop