意地悪な上司にイケナイ恋心。
仕事以外で人のために動くのは久しぶりだった。




部屋に戻って来て…奈央の体温を見て絶句。



奈央は高熱だった。



俺の持っていた風邪薬の錠剤とスポーツドリンクを渡す。



「・・・」



俺はベットの端に腰を下ろして薬を飲む奈央を見つめる。



普段、おろしている長い髪を後ろでアップにしてゴムで束ねている奈央。



項と首筋に滲む汗に俺は不埒なコトを思った。






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