意地悪な上司にイケナイ恋心。
兄貴をコトを知り…俺のパンドラの箱の蓋を開けてしまった奈央。



いずれ本当の俺を知るコトになる。



「や、耶刃…」



奈央の俺を呼ぶ声は震え、瞳には恐怖を宿していた。




兄貴の話をされ、俺は昂ぶった感情に流されて、奈央を押し倒してしまった。




奈央の態度に俺は射抜かれて、冷静さを取り戻す。




奈央が兄貴を本当に選んだワケではないのに・・・



「すまない・・・」



俺は身体を起こして、ベットから下りた。








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