意地悪な上司にイケナイ恋心。
「栗原さんもスゴイですね」



「何かと兄と弟で親に比べられたんじゃあないかと俺は思います」



「……」



栗原さんは枝豆を摘まみ、ビールを一口を飲む。



「小畑さん…部長がスキなんですね~」



「え、あ…/////」



「仲良くなれるように仲立ちしてあげてもいいですよ…。但し、報酬は頂きます」



「報酬??でも私…お金は全然…」



「俺の仕事を手伝ってくれたら…お金は頂きません」



「栗原さんって??」


「俺は『万屋』です」
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