意地悪な上司にイケナイ恋心。
「隣に…お前を狙うストーカー男が引越して来たんだろ?」



俺は奈央の耳元で囁く。



「ど、どうしてそれを!?」



「それは・・・栗原から聞いた…。お前…栗原に相談していたんだろ?」



「私は何も…」



「ともかく入るぞ!!」



俺は強引に革靴を脱いで、中に入った。



2DKの狭い部屋。
女の一人暮らしには十分な広さ。



しかし、二人で住むには狭すぎる。


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