意地悪な上司にイケナイ恋心。
「ハンバーグか…頂きます」



俺は奈央の前に座って、夕食を頂く。



テリヤキ風味のハンバーグ。
しかし、いつも食べるハンバーグの触感とは違う。



「違う…」



「一応、鶏ミンチを使って肉を入っているんだけど…半分以上でおからで…」



「おから?」


「その味噌汁も捨てるはずの野菜のクズを使ったモノで…」



「・・・」


奈央が言っていた粗食の意味が理解出来た。


< 151 / 281 >

この作品をシェア

pagetop