意地悪な上司にイケナイ恋心。
私は断れず相馬部長といつものイタリアンレストランでランチ。



ランチを食べ、会計は相馬部長のおごりで店の外に出た。



相馬部長の右手にはビジネスバック。



「じゃあな~小畑」



「相馬部長は外出ですか?」



「クライアントと打ち合わせだ…」



面倒くさそうに前髪を掻きあげる相馬部長。


その仕草で品のいい部長の額がチラリと見えた。
自分の意志とは全く別にドキッと心臓が跳ねる。








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