意地悪な上司にイケナイ恋心。
私はセフレからようやく恋人になれた。



「おはよう~奈央」



二人の同棲生活は甘く蜂蜜のような毎日。



朝食を作る為にキッチンに立つ私の背中越しに耶刃は抱きついて来た。



「ダメだって~これから目玉焼き作るんから…」



「はいはい」



素直に耶刃は離れて、私の隣にやって来る。



「佐藤のヤツ…引っ越したらしい…」


「えっ!?」


「お前のコト諦めたみたいだな~」






< 191 / 281 >

この作品をシェア

pagetop