意地悪な上司にイケナイ恋心。
最初に『女になれ』と言われた時。



『はい』と言えば・・・



あそこで終ってたのかな~



私は行きつけのBAR『アクアマリン』のカウンター席に座って、一人で飲みながら今後の相馬部長対処法を考えていた。



「・・・」



勝手にゲームの攻略対象にされて…


いい迷惑よ!!


「隣いいか?」


低く甘めのヴォイスが優しく問いかけて来た。
多分、相手は男。


「ど~ぞ・・・」


顔も見ず、マッハッタンを飲みながら適当に返事。


「小畑…偶然だな~」


「!!?」


私は隣を見た。



「…ここの常連か?」


相馬部長!!!?




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