意地悪な上司にイケナイ恋心。
私は亜美さんのおかげで、IDカードを発行して貰えた。
彼女の案内で南側の病棟のエレベーターホールへと歩いていく。
「…あなたには隠していたけど…手術…大変だったわ。後数センチ深ければ心臓に刃は達していたのよ…。もしそうだったら、多分、耶刃は死んでいた。耶刃を刺したのはあなたに付き纏っていたストーカー男でしょ?」
足を止めて、後ろを歩く私に振り返る亜美さん。
「何でも度が越えると…怖いわね~。そのキレイなあなたの顔が相手のストーカー男を狂わせたんじゃあないの?」
私の顔が佐藤さんを狂わせて、耶刃に対して殺意を抱かせたって言うの?
「耶刃はいい男よね。彼とはもう12年付き合い…。私…彼の中学時代…カテキョしてたの。勉強だけではなく…女も教えた…」
「!!!?」
「私が彼の初めての女…。意味分かる?小畑さん」
「・・・」
彼女の案内で南側の病棟のエレベーターホールへと歩いていく。
「…あなたには隠していたけど…手術…大変だったわ。後数センチ深ければ心臓に刃は達していたのよ…。もしそうだったら、多分、耶刃は死んでいた。耶刃を刺したのはあなたに付き纏っていたストーカー男でしょ?」
足を止めて、後ろを歩く私に振り返る亜美さん。
「何でも度が越えると…怖いわね~。そのキレイなあなたの顔が相手のストーカー男を狂わせたんじゃあないの?」
私の顔が佐藤さんを狂わせて、耶刃に対して殺意を抱かせたって言うの?
「耶刃はいい男よね。彼とはもう12年付き合い…。私…彼の中学時代…カテキョしてたの。勉強だけではなく…女も教えた…」
「!!!?」
「私が彼の初めての女…。意味分かる?小畑さん」
「・・・」