意地悪な上司にイケナイ恋心。
栗原さんってコンタクトしていたんだ・・・



席を立ってコンタクト外して、眼鏡姿で戻って来た。



四角い細い線の華奢なフレーム。
ガラリとまた雰囲気を変える栗原さん。
耶刃にはない知的なカッコ良さに私の鼓動は跳ねた。




「眼鏡…似合いますね…」


「ありがとう~」



食事の後は…二人で同じソファーに座って、テレビを観た。



「…小畑さん…ケーキどうする?」



「……あ…今は遠慮したい…。運動でもしないとお腹減らないし…」


「…俺と運動する?」


「!?」
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