意地悪な上司にイケナイ恋心。
いきなり、栗原さんは私に近づき、肩を抱いて、キスして来た。



激しく私の唇を奪う。



今までずっと、社内で振舞っていたような態度だったのに。



栗原さんは昂ぶった感情を私の身体に叩きつける。



クリスマスの夜は栗原さんの腕の中で過ごした…



冷え込んだ朝の部屋の空気が隣で眠る栗原さんの体温をいっそ恋しくさせた。



自分から栗原さんの身体に身体を寄り添わせる。



「寒い?」


「うん」


栗原さんも目を醒まして…私の肩を抱いて、腕に引き込む。



















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