意地悪な上司にイケナイ恋心。
俺と親父は社長に誘われて、会食でよく使用される料亭で夕食を共にする。



「私専属にハケン秘書を雇うコトにした…」


「ハケンの秘書とは……出来るんですか?社長」


「まあ頭はいいなあ~しかしまあ~わしにも…色々と事情があって…」


社長は語尾を濁して、お猪口の酒を飲み干す。



「……」


ハケンで秘書とはーーー・・・

奈央よりも出来るのか??


俺は刺身の鮪を口にする。



「入りたまえ…」


「失礼します…」


一人の男性が襖を開けて入って来た。
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