意地悪な上司にイケナイ恋心。
「くそっ…」



「大丈夫ですか!?常務」



耶刃はすぐさま、身体を起こして、洋貴を睨んだ…



「…キスなんて挨拶代わりだろ?それに十分…奈央とは楽しんだ…。今更…より戻す気はない…」



「……」



私は洋貴の頬を平手打ちする。



「だったら、今すぐ消えて」



「俺はここで秘書のキャリアを積む…それだけだ…挨拶は俺一人で行く…」



洋貴は私たちを置いて廊下の角に消えた。







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