意地悪な上司にイケナイ恋心。
元カレの誘惑も交わして、夜の六本木を街を歩く。




洋貴と過ごした夜は…私を狂わせた。



時々、耶刃では物足りなく思うけど…
耶刃はその分、キモチで埋めてくれた。



身体のピースとキモチのピースを隈なく埋め、二人だけで作るパズル。
私は耶刃と作るパズルに満足していた。


彼と結婚したいと思っていた。



「!!?」



信号待ちの交差点。


向こう側には息を切らせて走りこんで来る耶刃の姿。




青信号の横断歩道の真ん中で私たちは出くわした。




「栗原のヤツ…間に合ったか??」



「え、あ…」









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