意地悪な上司にイケナイ恋心。
相馬部長と二人。
営業課のフロアで残業。



「他の課の私が仕事手伝っていいんですか?」


「部長の俺が許可する…」



仕事の前に二人でコンビニ弁当で夕食。



窓の外はすっかり夜の帳が降りていた。



節電の為、私たちの頭上の蛍光灯の光だけが点るフロア。



「目…紅いぞ…」



「え、あ…」



相馬部長が私の顔を覗き込んでくる。



私は泣きはらして充血した瞳を隠そう顔を俯かせた。

















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