意地悪な上司にイケナイ恋心。
手伝いと言っても…私は企画書のコピーとお茶くみだけだった。



ほんの1時間半くらいで終了。



「もう少し…仕事したかったか?」


「別に…」


「隣のビルも明かりが点いてる…俺たちと同じように残業してるぞ」



部長と身体を並べて、隣のビルの明かりと点いた部屋を見つめる。



「よく見えるだろ?」



「え、あ…はい・・・」


男性社員3名がノートパソコンを弄っていた。



よく見えるってコトはあっちからも私たちのコトが…よく見えるってコト…だよね・・・



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