意地悪な上司にイケナイ恋心。
私を見つめていたわけではなく弁当のおかずの唐揚げを見つめていただけ。



「何処に置けば…いいですか?部長」


「食べさせろ…小畑」



「えっ!!?」


森本先輩は顔を逸らして見てない振り。


「早くしろ」
性急に吐き捨てる部長。


「・・・」



皆の視線を気にしながらも、


私は箸で唐揚げを摘まみ、部長の口に運んだ。


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