意地悪な上司にイケナイ恋心。
「へぇ~っ…そうか…毎朝…同じ電車に乗るコトになるな」



「そうですね…」


私はすっぴん顔を見られたくなくて…窓の流れる風景を見ながら部長と話をしていた。



信号待ち。
停車する時の音もかなり響き、振動する。



「あまり乗り心地はよくないだろ?乗り心地よりも運動性能を優先に作られたスポーツカーだから」



「でも…エンジンの音…カッコイイです」



「カッコイイか~俺もエンジンの音に惹かれて買ったんだ」



私は部長と視線を合わせる。


上機嫌な部長の顔。















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