意地悪な上司にイケナイ恋心。
《6》奪う男
「住んでいたマンションの隣の男にストーカーされて…引越ししたトコまでは調べたが…まさか・・・俺と同じ町内に引越し来るとは…夢にも思ってなかったぞ…小畑」



「・・・それってプライバシーの侵害ですよ!部長」



「ふっ…そうだな…なら俺を訴えるか?」


部長は口角を上げて不敵に笑う。
私を挑発していた。




「……それは出来ません…」



「…優しいな~小畑は…」



部長は軽く私の頭を撫でて、先にドアを開けて降りる。



そして、素早く助手席側に来て、ドアを開けた。
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