意地悪な上司にイケナイ恋心。
「ヌードの唇もいいもんだな」


「……///」



私の顔はすっぴんだってコトを思い出す。



私は我に返って、部長の胸板を押して突き放した。



「…すっぴんでもキレイだぞ~小畑」



「・・・」



私は深く帽子を被って、顔を隠して無言で返す。



「すっぴんを見せたくないなら、俺の前で着飾れ」



「!?」


部長は私の肩を抱いた。
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