意地悪な上司にイケナイ恋心。
「すいません…今…私…」


長いキスで酸素不足なのか頭がボ~ッとしながらも、私は必死に声を出す。



ハッキリ言いたいけど…恥かしくて言えない。


「その…せ…」



「……生理か?」



私はコクリと黙って頷いた。



「すいません…。役に立てなくて…」



「・・・」



私たちは身体だけの関係で繋がり合っている。


なのに…部長の誘いに応えられない。





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