君だけを愛している…




そして、私達家族は綺麗な海をバックに家族写真を撮る事になった…



タイミングよくマルクが 現れたのでシャッターを 押してもらった




私とルイスが真ん中でお父さんとお母さんが私達を挟むように立ち…


皆、幸せそうに笑いながら撮った写真は最高によく撮れていた








「…元気でな………
春奈、ルイス君」


「また、会えたらいいわね!」



「うん!」

「ありがとうございました」






お父さんとお母さんは最後まで笑い、手を振りながら人間界に帰っていった









「ルイス…ありがとう」

「…こちらが礼を言うべきだ

優しいご両親だな」



「もう、ルイスもお父さんとお母さんの子供なんだからね!!」


「そうか…







まぁ俺の方が歳上だけどな」



「……………」


「おい、春奈?」


「ルイス、今何歳?」



「今は310歳だったかな」


………は?310歳?

日本…というより人間的にあり得ない歳に驚きが隠せない…






「歳の差、約294歳…」


これまた聞いた事のない歳の差婚に言う言葉がみつからない…






「大丈夫だ…魔界に来た時点で春奈は今の歳から成長する事はあまりないだろう」



「そっか、良かった」

「…?」






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