君だけを愛している…

― 愛 ―




幸せな結婚式から数日が経ったある日






ルイスは前より忙しくなり、全然会っていない



もちろん寂しいが我が儘は言えないので…





「春奈様、いい加減ふてくされるのはお辞め下さい!!

綺麗なお顔が台無しです」




「文句を言わないだけ
ましでしょ」



「ハァ…」




このやり取りが何十回と繰り返されていた……





「では、書斎に行かれたらどうですか」


「行けばルイスは私に構ってくれるけど、

その分カイさんが大変に なるんだよ?

いいの?シェリー」




「それは、いけません」

「でしょ!」





「「ハァ~…」」









「フフフッ!」

「アハハッ!!!」





やる事は限られているけれど、シェリーと過ごす 何気ない日常も楽しかったりしていた











「随分楽しそうだな」


「ルイス!」


ルイスは腕を広げ、

「おいで…」


優しく微笑みながら言ってくれたから私は何の迷いもなく胸の中に飛び込んだ








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