君だけを愛している…
「春奈、」
「落ち着いた?」
「ハハッ…
いつもと逆だな」
「たまにはいいじゃない!
可愛いルイスも好きよ」
「…………」
「ルイス?」
「ありがとう…」
「これからは、嬉しい事も悲しい事も二人で分け合わなきゃね…
独り占めしたら許さないからね!!」
「ああ、約束だ」
「うん」
「城に戻るか…」
「そうだね」
私達はその場に立ち上がり青々としている空を見上げた
とても綺麗な青空で雲なんかなく清んでいた
…この綺麗な青空を二人で見れるのが当たり前だと私は思っていた
だけど私の知らない所に黒い雲が近付いて来ていたんだ
気づかない内に……
―――――――
城に戻り私達はのどかな時を過ごした
特別な事をするわけでも なく、
ただ二人で1日を過ごした…