君だけを愛している…
ルイスは私をリードしてくれた
「上手だ…」
「ルイスがリードして
くれてるからね」
いつもよりルイスとの距離が近く感じられどぎまぎする
そんな私とは対称的に余裕なルイスだった
…いいもん……私は弱いルイスを知ってるんだからね!
心の中だけでルイスに反抗してみたが
「何を考えている?
ダンスに集中しないと…」
艶やかな声を耳元で囁かれて爆発寸前の私は倒れそうになる…
いちいち色っぽいんだから…!!!
目線で訴えるがルイスに鼻で笑われてしまった
そうして私達は音楽が終わるまで踊り続け、
曲が終わると同時に周りの人達から拍手をもらった…
「なんか照れるね…」
「そうか…」
ルイスはいつもの優しい笑顔を向けてくれ私も笑顔になった…
幸せを噛み締めていると…
後ろからこっちに向かって走って来る音がした