君だけを愛している…



ルイスは私をリードしてくれた


「上手だ…」

「ルイスがリードして
くれてるからね」



いつもよりルイスとの距離が近く感じられどぎまぎする

そんな私とは対称的に余裕なルイスだった



…いいもん……私は弱いルイスを知ってるんだからね!


心の中だけでルイスに反抗してみたが


「何を考えている?
ダンスに集中しないと…」


艶やかな声を耳元で囁かれて爆発寸前の私は倒れそうになる…


いちいち色っぽいんだから…!!!


目線で訴えるがルイスに鼻で笑われてしまった







そうして私達は音楽が終わるまで踊り続け、


曲が終わると同時に周りの人達から拍手をもらった…






「なんか照れるね…」

「そうか…」


ルイスはいつもの優しい笑顔を向けてくれ私も笑顔になった…





幸せを噛み締めていると…


後ろからこっちに向かって走って来る音がした












< 157 / 181 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop