君だけを愛している…




私はゆっくりと目が覚めた…




そして目に写ったのは懐かしい天井だった…



―ガバッ


「なんで…」



私がいたのは人間界にある私の部屋だった…



しかし、私が着ていた服装は魔界にいた時と同じ物だったのだ



とりあえず、一階に降り リビングへ向かう


もし本当に人間界なら私の両親がいるかもと思ったからだ







が、どちらも姿はなかった…



「どういう事???」





ふと目に入った時計を
見た…




「…ッ!?」




その時計はある一ヶ所を 指したまま止まっていた



私は嫌な予感がし外に飛び出した










外に出て私は絶望した










誰一人いなかった

鳥や虫さえもいなかった





私は一人なんだ



孤独感が私を襲いかかる



「ルイス…」


返事をして………

お願いだから



「ルイス…ッ!!!」










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