君だけを愛している…




ベッドに眠るルイスを見てから

私はある場所に向かった…









ロストのいる牢屋に…











場所はさっきカイさんに 教えてもらったので迷わず行けた












「ロストさん…」

「……!?」



「私は生きてるわ…


貴方に謝らなければならないわね

本当にごめんなさい」



私はロストさんと対等になるためドレスが汚れるのを無視してその場にかかんだ




「どうして謝る??」


「貴方は辛かったのでしょう

大切な親友をなくし」


「……………」


「けれど、誤解しないで!!

ルイスはミィちゃんを殺したんじゃない

助けようとしたの」





「…知ってるよ」



「えっ…」


「川に溺れたミィちゃんをルイス様は助けた

けど間に合わなかった


俺は何も出来なかった
それが悔しくてルイス様を憎んでしまったんだ…



俺はルイス様は春奈様と幸せに暮らしているのを最近知って、

幼い頃の思いがよみがえって、幸せそうに笑っているルイス様の大事なものを奪いたかった

だから貴女を…」




「私は生きてるのよ…

今頃、悔やんでも仕方ないのよ

その気持ちがあるなら騎士として私達を守り、償いなさい」


「俺を許すのですか!?」


心底、信じられないと言った顔でロストさんは私を見ていた








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