君だけを愛している…
「「えっ…」」
ナタージャ姫もいきなりの事で焦っているのか私と声を揃えてしまった
「あの日、ナタージャと ルイス様が仲睦まじく話をしている所を見てしまい…
恥ずかしながら嫉妬してしまったのです。
しかし、後からナタージャに聞けばそうではないと聞きずっと後悔していました
春奈様を傷つけてしまい 本当に申し訳ありませんでした!!」
キード王子は余程悔やんでいるのか頭を床に擦り付けてしまう程、土下座していた
「気にしないで下さい!私は大丈夫ですから…
それより、好きな方と結ばれたのならもっと喜ぶべきですよ!
お二人供幸せにね!!」
「「…春奈様、ありがとうございます」」
二人は寄り添い、帰って行った…
「春奈は優し過ぎるんじゃないか?」
「そうかな」
「まぁそれが春奈のいい所だな」
「……ん」
私達は優しいキスを何度も何度も繰り返した