君だけを愛している…
――――翌朝…
「……んっ」
目を覚ますと、ルイスが私を抱きしめる様に寝ていた…
「……………!?」
………何も服を着ていない状態だった
―そうだ…昨日の夜……
「ッ!…」
昨日の事を思い出し顔が火照ってしまう
「おはよう…春奈…」
「っっ!!!」
いきなり開いたルイスの綺麗な瞳と目が合いまたドキリとする
「朝から何考えてんの?」
ルイスはニヤニヤしながら聞いてきた
「別に!!何も…」
「ふーん…」
そう答えてルイスはベッドから出た
「きゃっ!」
私は急いでシーツに顔を隠した
「さっきまで、見せ合っていたんだから羞じらう事もないだろ…」
「~~ッ!!!」
そういうもんじゃないんだから!!!
反抗したいけど恥ずかしすぎてできない
私はルイスには適わないようだ…
そうしていると、再びルイスがベッドに戻って来た
「春奈…」
名を呼ばれたので顔を上げると…
ルイスは小さな箱を持っていた
「―…??」
何だろうと思い首を傾ける私にルイスが笑い、
箱を開けたら…
中に綺麗に輝く指輪が入っていた