君だけを愛している…
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私はシェリーにこの世界について色々聞きながら城の中を散歩していた…
すると前からルイスが
歩いて来るのが見えた
その隣には愛嬌のある可愛い顔をした男の子も一緒にいる
シェリーはルイスの姿を 見るとすぐに礼をした
それにビックリして
私もするべきか困惑していると…
「お前…
体調は大丈夫なのか」
昨日と変わらず冷たい言い方だったが
素直に頷いておいた…
「そうか…」
「「………………。」」
暫くの間沈黙が続いた
その後、
「春奈様…」
可愛い顔をした男の子が私に話しかけてきた…
「私はルイス様の
お付きをさせて頂いて
おりますカイと申します。」
「……どうも…」
「これからお会いする事が多々ありますと思いますので、宜しくお願いします。」
カイと言った可愛い顔の 男の子はニコリと笑った
すると、隣に立っていた シェリーがボンッと音がでそうな位顔を真っ赤に
させた…
…………そういう事か
そして、私は言った…
「あの…私ルイス様に
お話がありますので…」
そう言いきり私は
ルイスと歩きだし、
カイとシェリーを
半ば強引に2人っきりに
させた…