君だけを愛している…
そこには、綺麗な満点の星空が広がっていた…
「綺麗だろう…」
「うん…」
あまりの綺麗さに驚き、涙もなくなっていた
「下を向いていると
どうしても悲しい気持ちになって涙がでるんだ…
でも、上を向くと
綺麗な空が広がっている
空を見ているとあまりの綺麗さに涙がなくなるだろう…
――ハルちゃん…」
「なぁに?」
「忘れてはいけないよ
悲しくて涙が出てもずっと下を向いてはダメだなんだ…
上を向いて綺麗な空を
見るんだ
空はいつまでもハルちゃんの見方だよ」
「うん!」
―――――――――…
私の1番の理解者だった
おじいちゃん
―…凄く好きだった
私は1番星を見つけ、
おじいちゃんに伝えられなかった言葉を呟いた…
「ありがとう、ごめんね…」