君だけを愛している…
第二章
―深い森の中、そこには 小さな小屋が建っていた
しかし、その小屋の前は 血の海と化していた…
男達、8人が死体となって転がっていたのだ
その真ん中には、まだ10才も満たない男の子が立っている
男の子は、綺麗な金髪に 血の様に赤い瞳…
背中には悪魔の様な
翼があった―――――
彼は男逹に目を向けながら言った
「――人間なんて
大っ嫌いだ…
僕は…………
普通に生きたいんだ
特別なんていらない…
ただ普通に………」