君だけを愛している…



「私のせいで大切な家族を死なせてしまった

だから両親に愛されてないと決めつけて私は9年間ずっと1人だった…


でも昨日言われたの…



――愛していたって

やっとわかったの…

そしてお父さん、お母さんと約束した

幸せになるって

でも…それって、権力や地位、見た目だけの人と結婚する事なのかな…?

確かにルイスは命の恩人でもあるし、お城に
居させてもらってる…

だから恩返しとして結婚…するって割り切った


でもまだ認めたくないって気持ちもあるの!

どうすればっ…」



言い終わると私はシェリーに抱きしめらた…



その瞬間、止まっていた 涙が流れ 子供みたいに泣いてしまった


「…う~~~~~っ
……うっ……ふっ…
…………ッヒ…ぐす……」


「大丈夫…

このシェリーがアナタを 守ります!

だからもっと頼って下さい!!


まだ会ったばかりだけど 私の事を信用してください!


貴方の辛い事をシェリーに分けて下さい!!

1人で傷つく事に慣れないで…

私が側にいるから…」




「うゎーん…
シェリー!!」



私は疲れ果てるまで泣き続けた…



そしてそのままシェリー の胸のなかで眠った










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