君だけを愛している…
――――
太陽が上り、窓から
朝日が降り注いでいた
俺は久しぶりにぐっすりと眠れた
ふと、隣をみるとまだ気持ち良さそうに寝ている春奈がいた…
俺は春奈を起こさないようにベッドから立ち上がり、そのまま部屋を出た
――――――…
私は誰かに包まれているような感じがしていた
とても暖かいような冷たい…
不思議な温度だったが
私には丁度よかった
そしてそれは静かに離れていき、私は何だか寂しくなって目を覚ました
だけど、そこにはもう誰もいなくなっていた
私が寝ていた隣の空いたスペースにぬくもりを
残して…
シェリーが一緒に寝てくれていたのかな?
―コン、コン…
「失礼します。」
「春奈様、よく眠れましたか??」
「…うん」
「どうされましたか?」
「変なの… 誰かと寝ていたはずなのに朝起きると誰も居なかったの」
「きっと、ルイス様で
ございます。
そのベッドに寝れるのは 春奈様かルイス様しか
いませんもの」
「そうかな…」
昨日の態度からそんな事はあり得ない気がする…
「早く朝食を食べてルイス様の為にオシャレをしなくては!!」
「…???」
春奈の頭の上には
?がいっぱいだったが
シェリーがいつも以上に 明るかったので気にしないでおいた