君だけを愛している…






私は熱があるのではと
思う位、身体が火照り


初めての事にどうすれば いいかわからなくなった









「春奈…シェリーと話し合った方がいい


シェリーとは幼い頃から 城につき私とも付き合いが長かったが今までにないくらい落ち込み、

幽霊のようになっていたぞ…

今度は春奈が元気づける番だ」



「―…うん。私行ってくる!ルイス、ありがとう」


ルイスの優しさに嬉しくなり自然と笑顔になっていた



―…ありがとう



これからこの言葉を何度口に出来るだろうか…


きっと皆に数えきれない程言えたらいいな


―――――――







―バタンッ





―ありがとう…か




今まで形式的な感謝は
何度もされてきたが……



こうゆうのも
いいもの……だな…






ルイスは無意識に口角が上がり、紅く顔を染めていた…










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