君だけを愛している…
そこに、一軒の家の前で魔族が鞭で見たことのないような容姿をした者を痛めつけていた…
その者の容姿は
他の魔族と容姿はそう
変わらないのだが
耳が動物の様になっていて、
しっぽがついていた…
「…あれは亜人だ」
ルイスはいつの間にか
隣に来ていた
「亜人?」
「半獣半人…
魔族には劣るが人間より 進歩した種族だ
人間は奴隷に使う事は
禁じられているが
亜人は種族がなりたって まだ日が浅い、
だから魔族に奴隷に
させられているのだ…」
「…私、言ってくる」
私は亜人を助けようと
二人の元に近寄った…
そして、
「ちょっとあなた…」
魔族に止めるように話しかけた
「なんだ、お前?」
「痛がっているでしょ!辞めなさいよ」
「お前には関係ねぇだろ
それに悪いのはコイツだ ろくに買物も出来ないんだ、だからお仕置きをしているだけだ」
「あなた、自分で何もできないの?」
「はぁ!?」
「だってそうでしょ!
この子に買物を頼まないといけないって事は
そういう事でしょッ!!!
それなら、ちゃんと買物を1人で出来るこの子の ほうが賢いわ」
「お前ぇ!!!!」
男は私に向かって
鞭を振り落とした…
―っ!!