君だけを愛している…
―初恋―
―翌日、
あまり眠れなくて
スッキリしない朝だった
私はシェリーに服を選んでもらい朝食をすませた後、ルイスの書斎に向かった…
――――――
緊張で震える手でドアを ノックをした
「…入れ」
ルイスが声をかけてくれたが入れないでた
すると…
―ガチャ
「ちょっと来い…」
いきなり現れたと思ったらルイスは私の手を引いていた
連れて来られた所は城の庭だった…
「…そこに座れ」
「うん…」
ルイスと私は微妙な距離を開けてベンチに座っていた…
「あの…
ごめんなさい…」
「…………」
「私、何も知らないくせにあんな偉そうな事を言って」
「…じゃあ、お前のあの意見は取り消すか?」
「いいえ…
やっぱり奴隷なんて
駄目だと思うの…」
「亜人が可哀想だからか?」
「私は可哀想だなんて
言える者じゃないわ…
ただ…」
「ただ…?」