恋愛相談は校舎裏で
先輩の言葉にドキッと胸が音をたてる。
ただ、それはさっきまでの音とは違い、
少しだけ、嫌な音。
「な、何も…して、ないです…」
俯きながらしどろもどろになって答えると、
夏輝先輩は納得いかないような表情で私の顔を覗きこんできた。
「ほんとに?」
先輩が発する言葉に、ただひたすら首を縦に振る。
……嘘、だけど。
ただ、それはさっきまでの音とは違い、
少しだけ、嫌な音。
「な、何も…して、ないです…」
俯きながらしどろもどろになって答えると、
夏輝先輩は納得いかないような表情で私の顔を覗きこんできた。
「ほんとに?」
先輩が発する言葉に、ただひたすら首を縦に振る。
……嘘、だけど。