恋愛相談は校舎裏で
黒猫と雪女
「…で、その子超鈍感なんだよ、雪乃ちゃん。」
「…アピールすればいいじゃないですか、夏輝先輩。」
今は放課後の恋愛ご相談タイムの真っ最中。
季節は過ぎに過ぎて、すでに秋。
なんでも、先輩は春に恋をして、
相手の名前を知り、
相手にも自分を名前で呼んでもらうことに成功したらしい。
それからは話しかけたりで猛アピールしているのに一向に気づいてもらえないとかなんとか。
……残念だなぁ、先輩。
「…アピールすればいいじゃないですか、夏輝先輩。」
今は放課後の恋愛ご相談タイムの真っ最中。
季節は過ぎに過ぎて、すでに秋。
なんでも、先輩は春に恋をして、
相手の名前を知り、
相手にも自分を名前で呼んでもらうことに成功したらしい。
それからは話しかけたりで猛アピールしているのに一向に気づいてもらえないとかなんとか。
……残念だなぁ、先輩。