恋愛相談は校舎裏で
「…あの、先輩…?どうし…」



繋がっている手から、先輩の顔へと視線を移す。


それと同時に、繋がれた右手が軽く引かれたと思えば。



「…え……?」



寒い空気の中では嬉しい限りのぬくもりに、一瞬にして包まれた。



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