恋愛相談は校舎裏で
「は………」



恭介の表情が固まる。

一瞬にして、空気が固まった気がした。



…俺、なんか変なこと言った?



「…スマン、俺、そういう趣味はないんや…」


そう言うと、恭介は顔を横に逸らす。



……は?

何のこと…



……………。

…………………。


(……!!)



「…ばっ…!違うから!俺だってそんな趣味ないから!!」


「ホンマごめんやで…。まさか夏輝がそんな…」


「ちっがーう!!俺が言ってんのは雪乃ちゃんのことだっつーの!!」



バンッと机を叩きながら思わず立ち上がる。


それによって周りの視線が一気に俺へと集まった。





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