恋愛相談は校舎裏で
*第二章*
恋のご相談
「雪乃ちゃんの髪ってきれいだねー」
「…そうですかね」
先輩が腕を伸ばして私の髪に触れる。
私は先輩の指から流れるように落ちていく自分の髪を見つめた。
放課後。
いつものように、私と先輩は校舎裏に来ていた。
さっきから先輩は私の髪をいじってばかりいる。
するとサァッと冷たい風が吹き、思わず身を縮こませた。
「…大丈夫?雪乃ちゃん。寒くない?」
先輩が下から見上げながら心配そうな顔で聞く。
「大丈夫です。…膝はあったかいですからね」
「あはははっ」
「…そうですかね」
先輩が腕を伸ばして私の髪に触れる。
私は先輩の指から流れるように落ちていく自分の髪を見つめた。
放課後。
いつものように、私と先輩は校舎裏に来ていた。
さっきから先輩は私の髪をいじってばかりいる。
するとサァッと冷たい風が吹き、思わず身を縮こませた。
「…大丈夫?雪乃ちゃん。寒くない?」
先輩が下から見上げながら心配そうな顔で聞く。
「大丈夫です。…膝はあったかいですからね」
「あはははっ」